【コーディング勉強が終わった人向け】制作案件を行う上で大切なこと4選!

こんにちは!コーダーの丸山です!

本日は「制作案件を行う上で大切なこと」について、コーダー目線からお話していこうと思います。

 

コーディングに対する知識を身に着け、次に行うことは実際に案件を受けることだと思います。

しかし、どれだけコーディングスキルが高くてもそれ以外にも重要な知識や行動があります。

初めての制作案件で大きなミスを防ぐためにも案件を行う前にこの記事を確認してみてはいかがでしょうか?

 

1.しっかりと意思疎通を図る

制作案件を行う上でコーディングスキルと同等に重要視されるのはコミュニケーション能力です。

 

「確かにコミュニケーションは大事だと思うけど、コーディングスキルほどじゃないでしょ...」

そう思う方もいるかも知れません。

しかし、実際にコミュニケーション不足で不必要な工数が増えてしまったり、先方が想定していた仕様と違っていたり...そんな事が起きてしまいます。

 

案件をスムーズに進めるためにどんなに小さなことでもディレクターやデザイナーに相談しておくことで、あとから生まれてしまう不必要な工数をなくすことができます。

また、進捗や納期の報告・相談もこまめに行うことで案件の管理や変更があった際の再スケジュールが簡単になります。

 

コミュニケーションを取るということは簡単ですが、実際に作業を行いながらコミュニケーションを取るとなるとなかなか難しいものです。意識してコミュニケーション回数を増やすことでチーム内の連携も取りやすく、制作物のクオリティを上げることができるのでチームやクライアントとのコミュニケーションは積極的に行うようにしましょう!

 

2.スケジュールを守る

これは当たり前でしょ!と思います。

そうなんです。「当たり前」なんです。

しかし、実際に案件に取り組んでみるとコーディング中に変更があったり、コーディング以外の段階で遅れが生じてしまったりすることでスケジュール通りに進まないということは少なくありません。

じゃあ、そんなときはどうしたらいいの?

スケジュールを守るために

  1. 前もってコーディング完成の目処を立てておく
  2. 連絡を密に取ることでスケジュール通りいかないときの対応をスムーズに行えるようにする
  3. 遅れてしまいそうと思った段階で報告をする

この3つを心がけることが大切だと思います。

 

デザインが共有された段階でページごとなどの完成目処を立て、チームに共有を行います。前もって目処を報告しておくことで、ディレクターに安心感を与え、問題が起きた際の対応も行いやすくなります。また、遅れてしまう状況が見えてきた際は最初から頑張って終わらせようとするのでは無く、まずはディレクターに相談しもう一度スケジュールの練り直しや作業の分担を検討しましょう。もし、相談してスケジュール内に終わっていたかもしれない案件が相談をしなかったために遅れてしまっては元も子もないのでまずは相談をすることを心がけてください!

 

3.ユーザー視点に立って制作を行う

案件を始めたてのコーダーにありがちなことは、「デザイン通りのものを作り、結果ユーザーにとって使いにくいものとなってしまう」ことです。

確かにデザインに限りなく近づけて制作することも必要な要素です。

しかし、WEBサイトやアプリケーションは芸術作品ではないので、利用する人間がいて初めて価値の生まれるものだと僕は思います。

つまり、制作物を機能性によってさらなる価値をもたせることができるのがコーディングです。

どれだけデザインが良く、ユーザーの目にとまるものだったとしてもそのサイトやアプリが使いにくくてはユーザーが少なくなってしまいます。

 

案件を始めたての頃はデザイン通りに作ることが最低限の目標ではありますがもし、デザインを見たときや作っていく中で

こっちのほうがユーザーにとって使いやすいのではないか

と思うことがあればディレクターやデザイナーに相談してみましょう。

より良い制作物へ近づけるきっかけになる可能性があり、また先述しているチームやクライアントとのコミュニケーションへとつなげることができます!

 

4.わかりやすいコードで書く

こちらも案件を始めたてのコーダーにありがちなことなのですが、過去に行った案件のコーディングデータを見直してみると、

  • コードがぐちゃぐちゃでどこに何がかいてあるのかわからない
  • 不必要なコードが残ったままになっている
  • コードが最適化されていない

などの問題が見受けられます。

練習段階で納品などがないコーディングでは問題はないのですが、納品後に修正の可能性があったり、チームでコーディングをする可能性がある制作案件では誰が見てもわかりやすいコードを書くことが重要になります。

わかりやすいコードを書くことは時間がかかるコードを読む時間を減らし、作業効率を上げる一つの要因になります。

 

じゃあ、わかりやすいコードってどうやって書けばいいの?

わかりやすいコードを書く方法はこの4つだと僕は思います。

  • チーム内でコーディングにおけるルールを決める
    →コーディング前にルールを定め制作を開始することでチーム内で他の人のコードに触れた際の混乱を防ぐことができます。
  • 他のコーダーに自分のコードを見てもらう
    →分かりづらいところや不必要な要素がないか他の人にコードを確認してもらうことで、改善点を見つけることができ、よりわかりやすいコードを書くことができます。
  • 自分の中でコーディングルールを決める
    →まずは、自分の中でのコーディングルールを決めることで案件の修正などがあった際にコードを読む手間を省くことができます。
  • 過去に行ったコーディングの見直しをする
    →過去の制作物の見直しを定期的にすることで自分のコードの改善点を見つけることができます。

 

自分の環境や案件の状況によってやり方は変わると思いますが、この方法は僕が行ってきたものになります。新しい知識を得たり、新しい環境になることで「わかりやすいコード」というものは変わってくると思います。

しかし、「わかりやすいコード」を模索する方法はどんな環境でも大きく変わることはないと思うので、ぜひこの方法を試してみてはいかがでしょうか?

 

 

最後まで記事を読んでいただきありがとうございます!

今回お話した大切なことを心がけて案件に取り組むことで、初めての制作案件に対するかなり不安要素をなくす事ができるのではないでしょうか?

僕がインターンをさせていただいている「株式会社キーメイクス」では、インターン生を募集しています。HP制作やプログラミング、デザインの勉強がしてみたい方はぜひ一緒に頑張りましょう!