プログラマー？コーダー？エンジニア？開発担当者の定義について

2023年9月22日

こんにちは！株式会社キーメイクスの丸山です！

みなさんは「エンジニア」、「プログラマー」、「コーダー」の違いをご存知でしょうか？

WEBの知識のない方は全部一緒じゃないの？と思うかもしれません。

また、WEB制作を行っている人の中でもこの３つの職業の違いをしっかりと理解できている方は少ないのではないでしょうか？

今回は、「エンジニア」、「プログラマー」、「コーダー」の違いや業務内容、使う言語の違いについてもお話していこうと思います。

プログラマー、エンジニア、コーダーの違いについて

早速ですが、3つの職業の違いは大まかに次のとおりです。

企業などによって違う場合もありますが、このような違いを上げることができます。

では、それぞれの職業を詳しく見ていきましょう。

エンジニアは、システム全体を設計・構築する職業です。

開発するシステム、サービスの企画などの開発部分以外の工程から担当します。

エンジニアは、プログラミングのスキルに加えて、システムアーキテクチャの設計、パフォーマンス最適化、セキュリティ対策など、幅広いスキルを持っています。プロジェクト全体を客観的に見ることで、要件に応じた技術的な選択を行いながらシステムの設計や実装を行います。

WEB制作においては、フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアに分かれます。

フロントエンドエンジニア・・・ユーザーインターフェースに焦点を当て、ユーザー目線で使いやすいWEBアプリケーションを構築します。

バックエンドエンジニア・・・サーバーサイドの処理やデータベース管理など、システムの裏側で動作する部分を担当します。

主な使用言語

プログラマーは、コンピュータプログラムを設計・開発する専門家です。彼らは主にソフトウェア開発に従事し、プログラミング言語を使用してアプリケーションやシステムを構築します。ウェブ制作においても、バックエンドの開発やデータベース管理など、サーバーサイドの処理を担当することがあります。

プログラマーはアルゴリズムやデータ構造に精通し、コードを効率的かつ最適化されたものにするスキルを持っています。業務内容は、コードの設計、実装、テスト、デバッグなど、ソフトウェア開発全体にわたります。

主な使用言語

コーダーは、WEBサイトやアプリケーションを構築する職業です。

主な役割は、与えられた要件や指示に基づいてコードを実装し、WEBサイトやアプリケーションの見た目を整え、機能を作成することです。

企業によっては、マークアップエンジニアやWEBデザイナーとも呼ばれることがあります。

コードの構文や基本的なロジックを理解し、要件を満たすコードを効率的に書く能力が求められます。また、ユーザーの目に触れる部分を作成するため、UI・UX、デザインの知識も求められます。

また、コーダーが使用する言語のHTML、CSSはプログラミング言語ではなく、マークアップ言語になるため、先程のフロントエンドエンジニアではなく「コーダー」と呼ばれます。

主な使用言語

エンジニア、プログラマー、コーダーは、それぞれWEB制作、アプリケーション開発において異なる役割を果たす専門家です。

エンジニアは、システム全体を設計・構築する職業。
開発するシステム、サービスの企画などの開発部分以外の工程から担当します。
WEB制作においては、フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアに分かれる。
フロントエンドエンジニアはWEBアプリケーションを構築する。
バックエンドエンジニアはシステムの裏側で動作する部分を担当する。

プログラマーは、コンピュータプログラムを作成・開発する職業。
プログラミング言語を使用してエンジニアが設計した仕様書や設計書を元にソフトウェアやアプリケーションを構築する。

コーダーは、WEBサイトやアプリケーションを構築する職業。
主な役割は、与えられた要件や指示に基づいてコードを実装し、WEBサイトやアプリケーションの見た目を整え、機能を作成する。

エンジニア、プログラマー、コーダーの違いについては理解できたでしょうか？

この3つの職業は一見似ているようで、業務内容や求められるスキルが全く異なります。

もし、IT業界で働きたいという方は自分が今後どのようなキャリアを築きたいかを踏まえ、どの職業に進むか考えると良いのではないでしょうか？

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